老後2000万円問題とか話題になって資産運用を考えるようになったけど、何をしたら良いの?
資産運用したいけど何から始めたらいいのかわからない人って多いと思います。
- 将来不安だし銀行にお金を預けていても利息はほぼ0・・・
- 少子高齢化で年金がもらえるかわからない
- 株式投資をしてもリーマンショックみたいなことが起きて全財産を失うのは怖い
要するにみなさんせっかく稼いだお金を減らさずに増やしたいってことですよね。
結論から言うと、そんな人は「個人向け国債」を買いましょう。
詳しく紹介しますね
目次
国債ってなに?
多くの人は国債がなんなのか知っていると思います。
簡単に説明しますので知らない人はここで覚えてもらい、知っている方は復習程度に読んでください。
国債とは
国債とは国の借金で、私たちが国債を買うことで国にお金を貸しているのと同じ。
国債を購入すると、国が設定した金利を定期的に受け取り、満期になると投資した元本が戻ってくる。
国が債券を発行しているため、国が破綻しない限り元本割れリスクはほぼない。
国債の特徴としては、元本が減らないということです。
そうはいっても絶対減らないというわけではありません。
例えば、借金で首が回らなくなったり、戦争が起こって日本が敵国に占領されてしまったときに、戻ってこなくなるかもしれません。
こうなってしまったら銀行に預けていてもお金が戻ってこないのは一緒ですよね。
そもそもお金のことなんか考えてられる状況ではないですが(笑)
国債はリスクがとても少ない投資だということがわかっていただけましたか?
国債が安全なのはわかったけど、金利はどうなの?
国債が安全なのはわかったけど、資産運用なのでお金が増えてくれなきゃ意味ないですよね。
銀行の預金と金利面ではどう違うのか見ていきましょう。
銀行 | 定期預金金利 |
---|---|
国債(変動金利型10年満期) | 0.05 |
みずほ銀行 | 0.002 |
三井住友銀行 | 0.002 |
大手都市銀行に定期預金でお金を預けた場合、10万円預けて金利は2円
国債なら10万円預けて金利は50円!
国債を買う金額が少ないとあまり旨味がないですが、金額が大きくなるとリターンも大きいです。
国債の種類と買うべき国債
国債がいいことはわかったけど、3,5,10年とあるけど、どれを買ったらいいの?
上の表でしれっと紹介していますが、「変動金利10年満期」を買いましょう。
3年、5年の国債は固定金利ですが、10年の国債だけは金利が変動します。
変動するってことは減ることもあるのでは?
と思う方もいるかと思いますが、国債は最低金利が0.05と決まっているので金利が上がることがあっても下がることはありません。
銀行では景気によって金利が下がる可能性があるので、ますます国債がいいことがわかりますよね。
満期まで下ろせない?
10年って意外と長いですよね。万が一お金が必要になったときは下ろしたいって思いますよね。
銀行の定期預金は満期まで下ろせなかったりしますが、国債の場合1年以上経っていれば引き出すことができます。
注意点としては、途中で解約すると元本は減りませんが金利が減るので、よほど緊急でなければ長期間持っているほうがいいでしょう。
それでも、1年経ってしまえばほぼメリットしかない投資先だといるでしょう
まとめ
資産運用を考えている初心者の方には、第一歩としてはとてもいい投資先だと言えます。
むしろやらない理由がないと言ってしまっていいでしょう。
将来が不安で預金を運用しようと思うなら、お金を減らさずに運用できる国債を買ってみましょう。